[ランタンの淡い光が夜色の眸に星を抱かせる。ドーム状の星空よりも近くあるホリーの眸に一瞬みいる。深い頷き>>38に似た思いを感じ、ひとりでないのだという安堵を感じる]それなら良いのだけど。一人で抱え込んでは苦しいから――…むりはしないでね。[ホリーと言葉交わすうち落ち着いてきたのかぎこちなかった笑みの形もやわらかなものへと変わった。差し出されたハンカチーフにはきょととして手を緩める。広げた手のひらにはホリーが痛くないかと尋ねた赤がくっきりと残っていた]――…内出血、してしまったみたいね。ありがとう、ホリー。私は大丈夫だから、それはあなたが持っていて。[気持ちだけ受け取り微か嬉しげに目を細める]
(54) 2013/10/05(Sat) 21時半頃