じゃあ、ナンパでもしたら。[こんな時に何を考えているんだと、男は単純というか馬鹿と言うか…、と内心呆れつつ。確かに彼の身惚れている女性は類を見ない程に綺麗な人だなと思ったけれど、まさかそれが敵の幹部だなどとは思いもよらず。]私、先急ぐから。[彼女の心中はそれどころでは無く、服引く彼の手を払って先を急ごうとするのであった。**]
(54) 2011/12/12(Mon) 02時頃