―中庭―[硝子に仕切られた庭の一角。二輪の花が去ったのを見計らい、一人で土を踏みしめた。宵の近づく風の香りに、すん、と鼻を鳴らした。嗚呼、夜が遣って来る。]
(54) 2014/09/12(Fri) 16時半頃