194 花籠遊里


【人】 半の目 丁助

―中庭―

[硝子に仕切られた庭の一角。
二輪の花が去ったのを見計らい、一人で土を踏みしめた。

宵の近づく風の香りに、すん、と鼻を鳴らした。

嗚呼、夜が遣って来る。]

(54) 2014/09/12(Fri) 16時半頃

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