276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 新聞配達 モリス

……ねぇ、シュヴァルベ先輩。
知らないかもしれないけど、俺は結構、我儘で面倒なやつなんですよ。

例えば、あんなに充分だって言われたのに、どうやったらもっとあなたの疲れたところに寄り添えるのか、ずっと探してるくらいに。

[それは、奥を掘り下げれば身勝手なエゴイズム。
 けれどそうして、"イアン・シュヴァルベ"を知りたいと思うのも、本心**]

(53) 2018/05/19(Sat) 03時半頃

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