― >>46→ ―
[いい香りの出処を辿れば、なんとも美味しそうなステーキ肉。漂う湯気ですら美味な気がして、こくりと唾液を嚥下した。確かに薬は効いているよう。
しかし、モニタリングされていると聞けば食欲も減るようなそんな心地。たかが10時間程度、されど10時間。息が詰まってしまったらどうしてくれよう。]
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[何人かのスタッフによって配膳される料理。そのスタッフに話しかけるは『優等生』の彼>>29か。素晴らしい素晴らしい、実に『優等生』。心の中で拍手を贈る傍ら、それでは本当『配膳係』ではないか>>0:81なんて。
そんな『配膳係』に習ったのか、それとも自身の性か。さらに立ち上がるレティーシャ>>45を横目で眺める、だけ。
もし配膳途中近くまで来たのなら、にっこりと笑顔で『ありがとう』と告げてみようか。]
(53) 2015/08/24(Mon) 22時半頃