人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

―医務室前―

[真っ直ぐ駆けた心算で、実際どの程度迷ったかは知れない。

 そのまさかだった。扉の横に掛かった名札の中に、フェルゼの名は確かにあった。>>30]

 なに、やってん、だよ。

[閉ざされた扉の前で、思わず零す悪態。
 衝動的に扉を勢いよく開けてしまいそうだった。けれど医務室に居るのは一人ではなく、中にいる彼らを縛るのが薔薇の棘にせよ本物の風邪にせよ、吠えたり泣いたりして騒ぐことはできないと、大人の部分で踏み止まった。
 開けない扉に、こん、と額を当てて項垂れる。]

 ……ばかやろう。

[空振りになった決心を抱えたまま、扉越しに吐いた悪態は、誰に向けたものだったろう。*]

(52) 2018/05/23(Wed) 21時頃

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