[部屋の隅に置いたままだった鞄を肩にかけて、動きを止める。本当は一緒に寝たかった、なんて口が裂けても言える気がしない>>49
引き止められていたら、自分は告白していたのだろう。でも、それをしないのがラルフで、そんな彼が好きだった]
…悪い、ヴェラ。言い逃れに使った
[この場に居ないヴェラに小さな声で謝り、
昨日彼を送った際に話したことを思い出す。これからどこに行くかを訪ねて、同じ質問をされて、西へ行くと答えた。ここに腰を落ち着けてもいいじゃないかと彼は言ったけど、自分はあいまいに笑うことしか出来なかった]
(あ、ランタン)
[ランタンのことを言うタイミングを逃したことに今更気づく>>50
思考がまた追いつかない。とりあえず落ち着こうと軽くほほを叩いたつもりだが、思ったよりも力を込めすぎてその場に蹲った]
(52) 2014/05/15(Thu) 21時頃