― 公園の隅、木陰 ― ―― …、 …う……、[白い線と点が、差し灯る。杖のように真っ直ぐ、落葉の敷かれた地面に突かれていた細い腕が、揺れ移る重心に鈍い悲鳴をあげて。じわりとした痺れをもたらした。一拍。息が、飲みこまれる。震える痺れを吐き出すように、少年は温い息をこぼした。] …あ、つい。[薄く開かれた鳶色の瞳に、睫毛の影を落としながら。いつの間にか、陽にはみ出てしまっていた半身を木陰側へと引く。陽光に晒し続けられた黒は、陰を通る涼風を受け、篭めた熱を手放し始めて。――揺蕩うような心地よさに、はたりと瞼を落とす事、数拍。腕ごと崩れ落ちようとする上半身の重みに。少年はまた、今度は喉を潰すように息を飲むのだった。]
(48) 2014/10/01(Wed) 04時半頃
sol・la
ななころび
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