□過去と内面について
幼少期は父の仕事の都合もあり母の出身国で過ごしていたが、母が水商売であることを周囲から揶揄されて育ったため、他人と距離を置きがちに。すっかりふさぎ込んでいたところに(適当に気を逸らそうとした)父から絵の具を与えられ、絵の道に目覚める。
それから徐々に普通に人と話せるようになったが、基本的には他人のことを「見ている世界が違う人間」か「モデル」として捉えている(子供の頃は自己防衛として意識的にそうしていたようだが、現在ではほぼ無意識に行われている)。
ヨーランダに対して最初から距離が近いのもつまりそういうことである。
母からおとぎ話という形で"人でないもの"の存在を聞いていたため、天使や悪魔といった超常の存在に対する許容値は比較的高い。
息子がいじめられるたびに駆けつけて相手を罵り倒していた母の影響か、外国語で喋るとかなり口汚くなる。譲れないものを侮辱されたと感じると途端に好戦的になるのも母の血筋のようだ。**
(47) jinro_coqua 2020/01/22(Wed) 00時半頃