─ オカルト部 部室 ─
「 なぁ〜う 」
[がらっと開けられた扉を見る。>>40
ぱきっ、
一瞬、菓子を折る音だけが響いた後、
その人物を認識した白猫が一匹彼の足元に駆けて行った。
部員ではないが常連なので彼に懐いている猫も居る。
オカルトに興味はなくても猫を可愛がるなら歓迎なのだ。ただしオカルトに興味がなければ部員にはなれない。そういう仕組みだ。]
にゃはは、また来たにゃ〜。
差し入れは〜?
[笑って歓迎しつつ、片手に持った棒(お菓子)を振る。
基本料金は無料だが、課金はいくらでもできる。ここはそんな猫カフェ(オカルト部)だった。チョコレート・ネギ類・ミント、その他猫に害のあるものの持ち込みはご遠慮願いたいけれど。
宇津木の足元にすり寄りながらゴロゴロ喉を鳴らす猫を見ながら、突然キャラソンを歌いだす…!!]
(47) 2019/04/27(Sat) 13時頃