―追いコン会場―
[その部屋にハルカがやってきたのは、招待状に書かれた時間よりも30分ほど前のこと。
今日のハルカには、役割があった。
そしてハルカは、自主的には動かないが、依頼されたことはきちんと果たすのだ]
このあたりか……。
いや、ここだな。
[ドア付近を綿密にチェック。納得の行く場所を確認すると、しゃがみこむ。
手にはクラッカー。足元にも86(0..100)x1個ほど予備が置かれている。
ハルカに与えられたミッション。それは、招待客が部屋に足を踏み入れたそのタイミングで、クラッカーを鳴らすこと。
タイミングが重要だ。早すぎても、遅すぎてもいけない]
プロの仕事というものを見せてやろう……。
[何がどうプロなのかよくわからないが、ひっそりとハルカは燃えていた**]
(46) 2014/03/07(Fri) 14時半頃