人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

->>25-

[ミツボシはふわりと尻の浮く無重力を感じたのもつかの間、流し眼の美しい男性に背中をトンと支えられて重心を取り戻した。]

ぉえ?あ?久しぶり?

[男とは面識がないと思いつつも、オウム返しに同じ言葉が口から出た。
よくよく男の姿を見てみれば、ぼんぼりの光に反射する顔はやや赤い。ほろ酔いイイ気分か。
そして、男が手に持つ綿菓子が、先程の光の木と草の絨毯を思い起こさせる。
淡いピンクのそれは、ああ、ここが死後の世界だとしても、ミツボシにとっては映像でしか見たことのない過去の遺物で。]

……美味し、そう…

[ごくり、と男の手の中の綿飴を見つめながら、ミツボシは未知のお菓子へ想いを馳せるのだった。

中々卑しいぞ、この小娘。]

(46) 2015/04/19(Sun) 00時半頃

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