人狼議事

91 時計館の魔女 ―始―


【人】 病人 エリアス

[倒れている彼女に、せめて、と魔法で真っ白な布を出し、彼女にかけた。
 そうして、踏まないように気をつけながら、コツコツと奥へ歩みを進めて。
 とある場所で、立ち止まる。
 そうして、焼けかけて、いくつも本が落下した本棚を眺めて]

……どうして、ここ、を、

[焼いてしまったの。
 続く言葉は、声にならない。
 先程少し眠った時に、"彼"が本棚の向こうから、ひょっこりと現れる夢をみた。
 焼け落ちる前のここで、こちらをみて、ただ笑っていて。
 ここにくれば、また会えそうな気がしていたのに]

   ―――……"        "。

[行き場のない拳は、自分で握りしめて。
 わずかに動いた唇から読める名前は。
 自分では取れない高さにあった本の燃え残りに
       落ちて
                 消えた      ]

(45) 2012/05/25(Fri) 16時半頃

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