……あれ、知り合いだったかな?
ごめん、あんまり記憶には自信ないから……
[若者の一人>>37が男の名前を呼ぶ。
何かの繋がりがあったのかもしれないと思い出そうとするものの、船酔いの気持ち悪さにどうにも思考がぶれてしまう。
その間に彼が捲くし立てた言葉の単語を一つ一つ拾い、繋げていけば]
あー、この前の?来てくれたんだ。ありがとう。
……僕、そんなに有名になったのか。
[ファンならば確かに、知らぬのも無理はない。
直にファンだと名乗り出てくれる人と交流したことがないせいか、有名になったという自覚がまるでなかった。
謝る声>>38を手で制して、軽く振る。]
うん、船で酔ってね。
いやー……幻滅されないとありがたいけどなぁ。
[何にせよ完全にオフに浸った今、緩みきった休日モードから仕事モードには切り替えられない。
浮かんだ笑みはまた、ふにゃりとしたものだっただろう。]
(45) 2013/08/08(Thu) 23時半頃