うん――…、そうみたい、だね。
ついに、始まっちゃった、のかな…?
[自身のところに駆け寄り、声を掛けてくるライトニングに、僅かに項垂れながらぽつり、と言葉を吐き出した。
もう、本当にやるしか―――…。
下唇を噛みしめた後に、このステージに自分とライトニング以外のキャラクターが居ないことを確認すると、意を決したようにライトニングに告げた。]
黙っててごめん――…なんだけど。
アイリスが、誰がプレゼント持ってるか調べる力を持ってるの。
アイリスから話を聞かされた時は、私もどうしたらいいのかわからなくて。
その力が本当かもわからないし、その力を皆で使ったほうがいいのかとか、アイリスが危なくなるから黙ってた方がいいのかとか、わかんなくて。
でも、こうなった以上は―――さっき言ってたみたいに無暗に誰かに斬りかかるわけにもいかないし、もう止まらない。
[リンダとタバサの顔を思い出した。]
―――…だから、どうなるかわかんないけど、このゲームを終わらせるためにも、一緒に来てくれないかな?
(44) 2011/02/20(Sun) 01時頃