[そうして、彼が奥へと消え、しばらくして、珈琲の香りと共に再び現れる。] ブルーノだ。[>>39名前を聞く彼女に、そう答える。その場にもいたものにも、聞こえたであろう。] 密告、か。 疑いをかけられたものを、片っ端から捕獲する気か。[また一口、カップに口をつける。そして、>>42今度は郵便屋であろう男の姿。] こんな時であるからこそ、求めるのだろう。 [彼の独り言を拾い、ポツリとそう零す]
(44) 2016/10/09(Sun) 16時頃