[ それは出会いから予想だにしないことを言われたから
そして少女の考えを、心を聞くことが好きだからだ。
どんな答えでも怒ったり否定することはない
只微笑み聞き入る。新しい発見があれば感心もした。
他者との違いを認めることは
個としての存在を受け入れるということだと思う。 ]
なるほど、本当に心から平和を望んでいたんだ。
先生とは大違いさ、同じ種の生き物かも疑わしい
何しろカップを倒し紙の平穏を脅かすのが習慣の男だ。
二人が出会えば5分と会話が続かないよ。
[ 彼女へ求める話題はいつか物語から移り変わり
青い鳥の生みの親について、ふたりの日々のこととなる。
全くもって退屈には感じずいくらでも聞いていられた。
それはその思い出が素敵だからというだけじゃない。 ]
僕達はそうはならなかったけれどね、愛らしい友よ。*
(41) 2017/07/18(Tue) 12時頃