[然し、災厄の種は間違いなく存在した。
この大宇宙《そら》で、罪に汚れし星《セカイ》を零に還す、死女神の直径。
然し。それは、死女神の元で長じて、第二の死女神を生み出す、"種"]
お前は、誰よりも。
私の役割を理解できる筈なのに。
[あらゆる星《セカイ》を葬りさる破壊手を引き受ける、執行者《エピディミオス》が二つに増える。
余りにも膨大な破壊は、銀河摂理《システム》そのものを破壊する、大災厄。
…そこには、破壊の後の再生すらも破壊される、救い無き"災厄の種"。
例えこの星《セカイ》に於いて、氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》を招いた。
その事で、身を滅ぼさんばかりの後悔の念を抱いた>>7:105としても。
この星《セカイ》に限らない。銀河《ヒロガリユクバショ》総ての為に、それは必要にして不可欠な、救済の預言]
(40) 2012/02/14(Tue) 18時半頃