人狼議事

46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜


【人】 若者 テッド

――外科診察室――


 これ以上、何を。

[半ば諦めたようにつぶやくと、ずるりと自身を引き抜く。こぼれた白濁が、自分のしたことを見せつけられたようで、低く呻いた。
 次々と取り出される器具と、手際良い拘束に息を呑む。晒された姿は、官能的というよりは痛々しく見えた。それでも、下肢の鮮やかな赤は扇情的にみえて目を逸らした。
 浣腸器まで取り出されると、緩く首を振りつつも、湯を用意しに背を向けた]

 …………ああ。

[告発を防ぐ脅しに、感情を押し殺した顔をメアリーに見せる。
 自分を同類と扱う彼女の態度に、叫びたい気持ちを抑えて、湯を吸い込ませるに任せた]

 ……、

[ピッパの視線がこちらに向かうと、一瞬、動揺の色が表情に映る。
 黙り込んだままいたたまれなくなって、くつろげたままだったスラックスを留めた]

(40) 2011/03/17(Thu) 16時頃

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