人狼議事

235 夏の終わりのプロローグ


【人】 樫の樹の子ら リツ

 ………、目が、今よりも。
 2つか――3つくらい、重なってた気がするんだ。
 確か、こんな色。

[マドカへの視線をキャンバスへ移して、ぽつりと。
キャンバスの小鳥の瞳を見ながら、前に見た絵の記憶を辿った。
パレットの絵の具を指差して、首を傾げて。]

 ……進まないよね、やっぱり。

[残念そうな、それでいて確信じみた声は、メロンパンを押し込みながら吐き出した。
昨日よりも新しい色が加わって、完成に近づいたマドカの絵を。
期待していなかったと言えば、嘘になる。]

 ――…見たことない顔してる。
 
[そうして、漏れた言葉を誤魔化すように顔を上げて。
自分に負けず劣らず下手くそな笑顔に、手を伸ばしては頬を軽くつまもうと。

かちかち、小さく響く秒針は、近付くバーベキューの音。]

(38) 2015/08/13(Thu) 22時頃

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