― 現在 ―
……えっと、ののちゃんが心配で、あと、それで……
[ >>32 心配した相手に、逆に心配されてしまう始末。言葉が追いつかない。涙が溢れて止まらない。
海斗だ。あいつ、死んで喋らなくなってなお、「それでいいのか」って聞いてきた。違う。自分で勝手にそう思っただけだ。でも、そう言われた気がした。 ]
お、おれ、おれは……
海斗みたいになりたかった
[ 海斗みたいに、自由で、多くの人に慕われて、支えになれるような人になりたかった。
>>33 ののちゃんの笑顔で、優しい声で、感情が堰を切って溢れ出す。 ]
でも、海斗は死んじゃって、お、俺の方が生きてて……
[ 不合理だと思った。あんなに好かれている海斗が先に連れていかれるのが、理不尽だと思った。 ]
ごめん、もう、なにがなんだか……
[ 心がぐちゃぐちゃして、言葉にならない。涙も止まってくれない。 *]
(35) 2018/11/19(Mon) 22時半頃