―ローレライ 従業員控室―
[目が開いて一番に感じたのは頭部の鈍痛。頭を触ってみるが、幸い外傷はないようだ。周囲を見渡すと、ロッカーがある。どうやらここはローレライの従業員控室で、…はそこに置いてあったベンチに横たわっていた。]
ここ…どこ……え、ローレライの…スタッフルーム?
昨日…たしか…。
[そこまで言ってから昨晩の出来事を思い出す。そうだ、自分は何者かに後ろから襲われたのだ。そして気が付いたら、ここに…ローレライに来ていた。]
どうやって…。
[その時、控室に人が入る。古くから働いている先輩だ。聞けば道で倒れていた自分をここまで運んでくれたのは楽師のような出で立ちの優男らしい。>>26よくもまぁ、お前を運べる力があるもんだ、とからかわれつつ、そう言えばどっかでみたことあるかも…と言うので]
あ、ひょっとして…コリーンが連れてきた人っすか?!
[と問えば、「あぁそうだったかも。」と返ってきた。]
(まだ…店にいるかな…?後でお礼を言おう…。えっと…)
[そう思って、そういえば名前を知らなかったことに気が付いた。]
(32) 2011/11/18(Fri) 13時頃