[一気に3階へ、の提案>>15には、軽く、驚きの表情を浮かべてしまった。
それは確か――――「なかった」、はずのこと。
あの時は、在庫一掃、というか、残り物?的に引っかかったトラップに涙目になりながら、ディーンと2人で後片付けしながら>>4:40、大分遅れて3階に向かった気がするから。
そもそも、3人で一緒に行くこと自体が、本当は反則なはずではあるけれど]
いい……の? だって――――!?
[突如湧き上がる悲鳴>>12。聞こえてしまった、「テツ」「死」まじで?
しかも、どう考えても誰かが倒れる重たい音>>26まで響いてくる。
いったい現場でなにが起きているのか。くっ、都合よく抜け落ちているな自分の記憶。
ひどく、泣いた覚えはある。なかなか泣きやめなかったような気がする。
なんで――――?
確か、3階までのぼっていって。そこで、変わり果てたたテツと――――]
……行く>>15。
急ごう。ベネット。
[いやいやいやいやそれはない。今生の別れとか、きっとない。
ただ胸によぎる高鳴りを抑えきれず、肉体が恐怖を凌駕した瞬間。
前にいるなら、ベネットの背を押すように、急ごう、とせかしたはずだ]
(32) 2011/08/31(Wed) 15時頃