人狼議事

194 花籠遊里


【人】 座敷守 亀吉

………今宵はどんな蝶が蜜を啜りに訪れるのやら。

[目尻に浮かぶ一滴ひとつ。
零す前に拭い取っては唇へ運び。

──くすり。

霞色の髪を緩く結わえた男は、口端上げては目尻を下げて。
ぴぃん、と。静寂を揺らす和楽の旋律に少しだけ。
少しだけ口遊むように声を乗せる。>>6

それは微かなものであったから、部屋の前を通り過ぎる者くらいしか拾えない、そんな音ではあったけれど。

戯れに浸る男の瞳は夢見るような心地で潤みを持ち。
音が鳴り止んでしまっても、暫しの間余韻を愉しむように、吐息を漏らした。

とある夕刻の頃より。]*

(32) 2014/09/12(Fri) 09時半頃

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