――院長代理私室――
違う……!
[暴行未遂、という言葉にすぐさま反論する>>26。問われる覚悟はしていたから、怯えはせずぎりとチャールズを睨みつけるだけ。
弱気はあくまで見せぬまま、彼と対峙する。けれど事実を告げられると、さすがに驚いて]
……あんたまで。
[嫌悪感を滲ませて、つぶやく。内心ほっとしつつ、冷めた眼を見据え]
ばれてない、だろ。まだ。
あんたや、レインパレスなら、いくらでも揉み消せる。
……構えて怯えてんのは、あんたの方じゃないのか。
[訥々と、しかし確かな抵抗を見せて告げる。
被害者に詰られれば、きっと言葉に詰まってしまうだろうけど。
メアリーはともあれ同族に、自分のことを棚に上げてとやかく言われても、ダメージはない。
それでも弱みを握られているのは確かで、ぎりと拳を握りしめる]
(31) 2011/03/19(Sat) 13時頃