人狼議事

102 あの、秋の日


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 
 な、な、なんですか!
 わ、私が怒られる理由なんてありません!

[少女は目を丸くして、反射的に声をあげる。
そして再び勢いをつけて廊下を走り始めた。
ライオンに追いかけられる蛙。いや、象なのだろうか。どちらにせよ脚の長さのリーチも、素早さも、持久力も向こうが上だ。蛙、或いは象が捕まるのも時間の問題である。]

 はっ、……もう、何で追いかけて

[後ろを振り返りながら走るのは、体力を消耗する。速度は落ち、息はあがり、頬は上気するも諦めないと、迫り来るライオンから必死で逃げていたが]


 ――……わぶッ!

[コーナーを曲がろうと掴みかけた柱から手が滑り、勢いよく床の上に転げる。これではクラリッサを支える資格はないなと、金糸の跳ねる視界でぼんやりと思った**]

(31) 2012/09/26(Wed) 12時半頃

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