[そうしている途中にでも、こちらを目指すように飛んでくる紙飛行機>>1:308と少し遅れて有翼種>>1:@13がメモを運んできたか。
紙飛行機をぺらりと開いて、読み進めるとどんどんと眉に皺がよる。
今日一日で眉間に跡ができたらどうしてくれるんだ。
そういいたくなる気持ちを抑えつつ、すべてを読み終える。]
カイルと菖蒲チャン…ってこれマジ?
あっきーは菖蒲チャンが味方だって言ってる
ってことは、カイルは裏切り者?
いや、でも……あのカイルがそんなこと…
あーもー!なにこれ!!何が起こってんの!
[湿った手でもう一度折り目に沿って飛行機の形を作ると、苛立ちを紛らわせるように駐車場の奥へと飛ばしてやった。
紙飛行機の送り主は多分、幸々戸の家の式神使い、幸々戸理岐。
どちらの情報も平等に寄越した式神使いの彼は、
結局はどう考えているのだろうか。
(31) 2015/09/14(Mon) 01時半頃