[戸惑う様な礼>>11と、無事を告げる敬語>>22に小さく首を傾げるも、自身の怪我の事だろうかと理由を見つけて納得した。
スマホには頷いて。続く言葉には。]
弱気になってるのか?
まだ状況も分かってないんだし、あんま怖がるな。
……お前が好きなもんでいいから、元気出せよ。
[日常を語り出したのは、この異常事態への不安の現れだろうか。
俺は逆に冷静過ぎると言われるかもしれないが。]
[ジジジッとノイズ音が響く。
キャサリン>>#2と名乗る生徒は、保健室の主とはいえ、同じクラスになった事もあるし知っている。
大変という割にはやけに楽し気な、テンション高めの言葉に、耳を傾けていたけれど。
静かな男性>>#4の声が重なり、マイクで拡声された悲鳴が校内に響き渡る。]
[スマホを操作して、ジャーディンに電話をかけてみたが繋がらなかった。
さっき知り合った下級生の女の子、レティーシャはどうだろう。
二人とも、もう帰っているといいが。]
(31) 2020/05/20(Wed) 03時頃