>>1:219 倉田
[焼酎にも詳しいのかと尋ねられて、佐藤青年は首をふった。]
いや。詳しいってほどのことはまっったくないわ。
何種類もためしてるわけでもなければ、
これがおいしいとか厳選しようとしてるわけでもなし。
ていうかもう酒なら大体うれしいみたいな所がある。
グルメとかとは無縁の存在だとおもってくれていい。
[歯磨き粉的な味のものなど、苦手なのもなかにはあるが多くはないのだ。会話の合間合間に飲んでいたビールの缶はすっかり空になり、次は何を飲もうかな……の前に焼き鳥を一本拝借する。]
よーしいいぞ倉田、そのまま料理好きの延長で
色々のもう。是非のもう。
俺は酒好き友達ができ、倉田はメシが美味く食えて、
ついでに俺はうまい酒を教えてもらえるという寸法だ。
労せずうまいもん好きにうまいもんを教えて貰うとかいう
最高に俺にとって都合のいい感じのですね……。
(30) 2017/02/23(Thu) 23時半頃