人狼議事

194 花籠遊里


【人】 呉服問屋 藤之助

["知っている?花籠の主の手足となった元花の話を"と
かつての鳥籠の名を聞けば少しだけ身体が揺れるも平生装い続きを促す
話を聞いていくうちに、元々病的に白くなっていた顔は蒼白になったろうか]

朧、どうして。

[呟く声は小さく。何故年季の明けたであろう彼が、この下町を彷徨い歩くのだろうと
揺れる瞳は動揺を隠しきれず、ふらふら幽鬼の様に表通りへと無意識に足は向く
そして丁度、娼館の出口へと。敷居を跨げば視界に翻るは紺色の羽織。煌びやかで派手な山吹色のものではない、鳶色の着物をまとった美しい月を見て

息を、飲んだ]

(28) sinonome 2014/09/24(Wed) 02時半頃

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