147 書架の鳥籠


【人】 双生児 ホリー

[けれど、もしかしたら、と思っていた。
守護者ではないふりを装って、
グロリアを護る為の言葉を紡いだ自分>>144
のように。ルーカスもまた霊能者だからこそ、
装ったのではないか。

自分との会話を思い出しつつ、グロリアに“いい性格”
などと得意気に話していた>>2:217のを
知る由はないけれど、思慮深い大人のルーカスなら、
有り得るのではないかと]

[シメオンを占い師だと思った人は、
誰もいないようだった議論の時間を思い出す。
守護は、グロリアを護るはずだと、亡霊も思うだろう。
それに、グロリアには言葉による護りも置いたから>>3:144]

[だから、占い師のグロリアと霊能者かもしれないルーカス、二人ともを、護りたくて。
これ以上、誰も失いたくなくて。
グロリアの言ってくれた、抑止力を頼りに、
ルーカスを護れと、影たちに願ったけれど――…*]

(27) 2013/10/08(Tue) 19時頃

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