[リーの緊張感のない返事>>21に、「あの解体バカ……」と愚痴を漏らした。もう一度ギリーの腕を注視し、そして触れて確かめる。傷口を縛った包帯からは血が滲み、滴り落ちていた。ギリーが痛がったなら「すまねぇ」と謝罪して、医務室の中、よく見えないので手を頼りに包帯を探し荒らす。止血が十分ではないと思ったからだ。医務室内の惨状は、船医が返って来たなら説教を受けそうだが、今は構ってられない。焦れながらも探し当てた包帯で、ギリーの左腕付け根をキツく縛り上げた。]
(25) 2014/12/14(Sun) 03時半頃