人狼議事

216 宵闇駆けるは天つ星


【人】 薬売り 芙蓉

 ――来たか。

[誰とは言わぬままに、宙を見上げる。
 果たしてその相手の姿は、そこにあっただろうか。
 刹那期待と高揚に彩られた笑みは、対峙する男に向けられる頃には、元の凄み滲ませるものへと戻っていた]

 悪いねえ。
 少しばかり、本腰入れなきゃならない相手が来たようだ。
 あんたとのお遊びは――これで仕舞いだよ!

[男の足許のごく狭い範囲から、十を超える根が檻のように突き出す。
 それは生長につれて隙間を狭め、内に居る者を取り込み捩じくれながら、その足が宙に浮くまで伸び続ける。
 囚われてしまえば手足を動かすことすらままならず、じわじわと締め付けられることになろう]

[しかし妖は、そちらに意識を割いてばかりはいられなかった。
 大技に男が如何に応じたかは確かめぬまま、風の源へ視線を向ける*]

(25) 2015/02/12(Thu) 20時半頃

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