[鼻をぽっちり赤く染めたトレイルの口が、ゆっくり弧を描いて。濡れた彼から見える、感謝の言葉。この声はちゃんと見えたから、嬉しくなってうんうんって頷いたんだ] 行こ。[いつも通り、トレイルはおとなしい。おとなしすぎて、そのうち消えちゃうんじゃあないかな?だから振り返り振り返り、彼がちゃんとついてきてるかなって見てね。今度は保護者の背中を見失いそうになったんだ]
(23) 2014/11/11(Tue) 20時半頃