俺らのことはお構いなく![開口一番そう言い切り、いそいそと洗い場に吾郎を運ぶ。湯加減を掌で確かめた後、膝の間に彼の体を挟む形で背後から髪を洗い、続けて体に手を伸ばす。] 声、潜めないと。聞かせたいなら構わないが。[にゅるりと泡立てた掌を執拗に胸板に懐かせ、耳元に囁く。背中も一緒に洗おうと、隙間から泡を流し込みぬるついた胸を押し付け、硬くなってる、と突起を引っ張って意地悪く笑い。鼠径部をゆる、ゆると撫でるのは、勿論わざと。肝心な所に触らぬまま、はしたなくねだる声を期待して。ずく、と後孔付近に心臓が跳ねる感覚に眉根を寄せていた。*]
(22) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃