人狼議事

25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―


【人】 懐刀 朧

[歌っているのは庭で月を見ていた幼き花。
ほうと聞き入ると>>13あまりこのような場所では
聴くことのない言葉遣いに黒檀が一度其方を見た。

目が合っても、一度瞬き見つめるだけで
視線は直ぐに他の場所へと向かう。

本郷の不快そうな顔を常通りの面持ちで見返せば
霞へ、本郷へとと機嫌よく酌をするまんまるに一礼をする。
まんまるの主催を苦手と感じるのは
艶やかな面差しの霞と似たところを感じているからなのか
こういった場で花ではない己にも、
時折気まぐれに触れようとするところ。

今は酌で手が塞がりそのようなことはなかったが。
好みの者を訊かれても、今は黒檀を細めるだけ。]

 ――…まだ、始まったばかりだ。

[麗しき鳥の囀りの後、芸を披露する花はどれか。]

(20) 2010/08/03(Tue) 01時半頃

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