あー、すみません、驚かせてしまいましたか。
[小さく上がった叫び声>>15にぱっと反射的に謝る。独り言を聞かれていたとは全く思ってもいないから、ただただ驚かせてしまったのだろうと。
困ったような笑顔を見れば自分の後頭部に手をやりながら、此方も軽く苦笑して。]
ならいいのですが、 ……?
[そのまま何故だか普通に笑い始められてしまって少々狼狽える。何かおかしなことでもしてしまったか、格好は、荷物は、……確認すれど特に理由がわからない。尋ねるか否か悩んでいる間に治られてしまえば、彼女の目に映ったのは、幾多も疑問符浮かべた様子だろう。]
いえ、その……何かしてしまいましたか?僕。
何も無ければいいのですが、ああ、ええと、
僕も初めてです、今回は兄の代理で来ています。
ごめんなさい、役に立てそうになくて。
と、とりあえずですが、
館に向かってしまいませんか?
既に二人程入られているみたいですから、
それにグロリアさんも居られるかも知れませんし。
[動揺を抑えるのは中々難しい。何処か慌てたように言葉を並べ立て洋館へ向かおうと。ああやっぱ慣れねえ!なんてのは内心で押し留めながら。]
(20) 2017/07/24(Mon) 21時頃