[――――…ふ、と][何かを感じて、青年は顔を上げた。けれど見やった視線の先には、特に異変も無くて首を傾げながらも、暫し其処をじと見詰めれば諦めたのか、再び街中のパトロールに専念する。]――――……[青年が見据えていた場所、そこには敵によって小型カメラが設置されていたのであった。青年からは勿論気付く筈も無かったが、>>2画面の先の男は、彼の顔がはっきりと見えていた事だろう。] [そう、裏切り者の一人に酷似した、青年の顔を**]
(19) 2011/12/14(Wed) 17時半頃