─ちょい前の回想(席に着く前)─
>>9
頭が痛いって…大丈夫?
[赤く染まった頬や目元を見やりながら、額に手を当て熱を測る。
すると、彼女が内緒話をしたいかのような素振りを見せるので、手を引き背伸びをする彼女の口元に耳を傾ける。
こっそりと囁かれた甘い言葉に、思わずドキリと胸が鳴る。ぱっと顔を離して、彼女の吐息がかかった耳に手を宛てがいながら、照れくさそうに笑う彼女の顔を見下ろす]
…えーと…うん、ありがとう…。
[礼を言うのは妙かな?と思いつつ、ローズマリーが居た席の隣に腰を下ろす。
持参したタンブラーを卓上に置き、テーブルに頬杖をついて彼女とは逆の方を見る。わざと逆の方を見ながら、テーブルの下ではもう一方の手を伸ばし、隣に座る彼女の手を捉えて握った。
彼女が嫌がる素振りを見せなければ、しばらくそうして手を離さないつもり。**]
─回想終了─
(18) 2011/11/14(Mon) 01時半頃