人狼議事

212 Dark Six


【人】 馬鹿 イワン

― 10年前・断片 ―

[業火が辺りを支配している。]

[体が切り裂かれ、銃弾が血流を止めている。先程炎で吹き飛ばされた衝撃は激しく、皮膚も炭化している。冷たい石畳に這いつくばり、目の前で燃え盛る炎を見上げた。焼き焦げる匂いがする。降るのは灰か、其れとも砕け落ちたステンドグラスより這入り込んだ雪片か。
辛うじて命を繋いでいるのは、身に備わる再生能力が故だろう。
思考能力は低下し、全てが判然としない。炎に包まれている女性の背中>>3には何処と無く見覚えがあった。何がしたかったのか、止めたかったのか、それとも、救いたかったのか。それともまだ、魔眼に侵されていたまま動いていたのか。]

[だが恐らくは、“それ”が行われなくとも、彼女は炎により死んでいただろう。]

(18) 2015/01/16(Fri) 20時半頃

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