82 謝肉祭の聖なる贄


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>12
[涙を零しながら首を振る贄に僅か眉を上げる。
身体をまさぐる手は止めなかったが、膝の上で向かい合うように抱き取り、額をこつりと付けて娘の瞳を覗き込む。]

喰われるのは嫌か。
であれば、死ぬこともできる。
痛みなく死にたいのであれば、そのように計らってもやろう。

[銀灰の大神は穏やかな声で告げた。]

(16) 2012/03/14(Wed) 23時頃

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