人狼議事

315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】


【人】 弁務官 ジャーディン

― 廃墟庭園 ―

[どうしようもなく 飢(かつ)えている――]


[目についた赤色したものを、男は碌に確認もせず口に運ぶ。
果実、木の実、葉も茎も樹皮も花弁も、或いは蟲の卵も。
中にはフェルゼの指摘した実もラルフが投げたものも。
どうせ味は感じない。全部不味い。
ならせめて血の色に近ければ、まだしも食欲が刺激されるから]

こいつら お仲間?

[荒れ果てた庭園で好き放題踊る蔓草、人面花にそよ風と嗤う草群、蛍のように雌蕊を燈す花々。
本来の庭園で観賞するべくもない、今世の果てのあるじたち。
誰の、とは言及せず首を掻き毟る。じくじくと根を張る血色の刺青が数度脈打った]

(15) 2022/12/30(Fri) 20時半頃

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