人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 鳥使い フィリップ


……ラルフ、は、
何か知ってるの…?

[着るものを探しながら問うのは銀灰の後輩に。
服に袖を通すだけで零れそうになる吐息を抑えて、
じわり…と胸に拡がるのは巣食われ刻み込まれたいたみ。]

知ってるんなら、さ。

――…教えてよ。

[じくり…と裡で疼くのは薔薇が残していったもの。
蒼薔薇が居なくなっても消えない、忘れることはできない。
――…そう、刷り込まれたのだから。

乞う言葉は甘く誘うような響きにも聴こえただろう。
常と無機質、それから悦楽…3つの色を宿した翡翠は
後輩のハーモニカを持つことで今はぎりぎりの均衡を保って*]

(12) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

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