―ピエールの食堂―>>3うう、うん…あああ、ありがと…[店の奥から出てきたピエールに暖炉まで促され、震えながら素直に従う。ジリヤやソフィアに見せた心意気はどこへやら。格好悪いなど、気にしている場合ではなかった。ピエールや暖炉の前の老人が何やら話しかけてくるが、まだうまく喋れない。ひとまず差し出された紅茶>>6を受け取った。包み込むようにカップを持った両手からじんわりと熱が伝わる。そして、そのまま何度かに分けて紅茶を口にしたところで、ようやく言葉を発した。]あ~~~~~~死ぬかと思った…
(12) 2013/11/20(Wed) 02時頃