[お湯が沸いてお茶をいれれば、温かな湯気と共にお茶の香りが広がる。時折シビルの方を窺うように見て、けれど声はかけず。お茶が入るとそれを二人で広間の方へと運んだ。残った人数は少ない。片手に少しで足りるだけの。テーブルにお茶を置くと、ブローリンが手に取るのを見てから、その一つを手に取った。お茶の香りは、どこかほっとするもので椅子に座って身体を温める]
(12) 2013/06/05(Wed) 01時頃