―廊下>>0:196>>0:197>>0:198―
[こいつは、鳥を好んでるのかなんなのか。
ふとした瞬間に表情が凪いだのが気になった、が。
今はまだ、突っ込んで聞くことでもない――か。]
俺も戦って愉しいヤツの方がいいねェ
[悪戯めいてにやりと笑う。
事実上、それは今のころ手出ししないという宣言のようなものだ。
邪魔すれば殺すが今はそういった状況でもなし、
それに恐らく、この同室者は非常に立ち回りが上手いはずだ。だって、注意しなければまるで人好きのする、唯の好青年なのだから。]
――ヤニク。 ヤニク な。よし。
[名前を覚えるように繰り返し呟く。存外、自分から人の名前を呼ぶことは少ないのだ、このドナルドと謂う男は。]
カフェテリアか?あっちだ。酒もあったぜ。
[親指で来た方を指した。
こんな変り種も居るし、タイムスリップしてきたとか言う美人もいるし、愉しくなってきたんじゃねえか。と思うドナルドであった。幽霊はノーカンである。]
(11) 2014/09/06(Sat) 10時半頃