[それから、ヴェスパタインを落ち着かせるため言葉を重ねた。彼の口からアイリスの名が聞こえる>>3:139がそれを問えばまた気がたかぶるかもしれないと思い、彼にその言葉の意味を尋ねることはしなかった。夜も更け、疲労が滲む。部屋に戻ろうとヴェスパタインやローズマリー、それから、トレイルの傍にみえたメルヤに声を掛けた。二階に続く階段には、赤が散る。] ――……オーレリア ?[呼び掛ける声は、酷く、頼りない。**]
(8) 2016/11/17(Thu) 01時頃