[>>7紡ぐ言の葉は同じ愛。しかし、乗せた物は随分違う。捧ぐ愛の言葉に返事をされても、前回と同じよう、それに対する返答はせに、傾き、中身を減らす透明なグラスを見ていた。グラスと、彼の手を。彼を、見ないように。胸の奥で軋む忘れた何かを抑えつけながら、男は薄く笑うだけ。]
(8) 2015/08/07(Fri) 14時半頃