[>>2:71デメテルの言葉に胸が締め付けられるような思いだった。
まだ幼い少女だ。きっと大丈夫だよと言いたくても断言するには不確定要素が多すぎる。何処か聡そうな子だし、あまり安心させてはあげられないだろう。]
(……こういう時、どうすれば……。)
[無意識に華月から借りたままのハンカチを握りしめ、視線をそろりと彷徨わせた。
笑顔に戻ったデメテルへ何とかこちらも微笑みを浮かべて、クリスとオスカーの名前を聞けば目を瞬かせる]
…私もクリスさんとオスカーさんには会いましたよ。
後は華月さんっていう、異国風の顔立ちをした男の人に――……
[にこりと問いかけてくる彼女にそんな説明で答えて。
直ぐ近くから聞き覚えのある声>>2:73が聞こえた気がして振り返れど、そこには予想していた姿は無く。]
……あれ?
今何か聞こえませんでした……?
[と、不思議そうにデメテルへ問いかけた。]
(8) 2014/11/01(Sat) 22時頃