人狼議事

244 とある生徒会長の日常


【人】 呉服問屋 藤之助

[まじないに見えるでしょう? でもそうじゃァない。
強いて言うなら暗示やパントマイムの一種なんです。
空手部のあいつには、「出会った人間の顔全部が
のっぺらぼうに見えちまう暗示」を掛けたんですね。

ご存じの通り、落語ってのは一人で演じますね?
役者も衣装も道具もないのにどうするかってぇと、
足りない所は、お客さんの「想像力」で補うんですよ。
巧みな話術で、相手の想像力を掻き立てるんだ。

うまい「噺家」は、その演技もさることながら、
「言葉」で本物が目の前にあるかの如く見立てるんです。
色形、音や匂い、手触りまで、それはそれは生々しく。

だから藤之助が語り掛ける落語を聞けば聞くほど、
相手は知らぬ内に「噺」の中に引き込まれ、縛られる。
己の想像力で、幻を本物だと錯覚しちまうって訳です。
……非科学的だ? 細けぇこたぁいいんだよ!]

(8) 2016/01/17(Sun) 03時頃

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